(番外編)普通のアイソレータ

空芯トランスのアイソレータは動作の確認ができたものの、ついでなので普通のパルストランスを使うアイソレータも作ってみました。
これは、基板の面付け時にちょうど同じ様なスペースが出来たので、この基板を押し込んでみました。
サイズ的にはお気楽アイソに比べると少し短いです。本当は同じ大きさにしたかったのだけど、
このサイズのスペースしかあいていませんでした。

普通のアイソレータの基板です。

部品を実装しよう!
部品数は多くありませんから、すぐに完成です。一番面倒なのはパルストランスの作成ですが、
今回はASRCから取り外したものをそのまま使いました。ロジックICは入力アンプには74HCU04をつかっています。
出力段は74AC04をつかいたかったのですが、手持ちが無かったので同じく74HC04にしました。


ロジックICは両方とも74HCU04です。

オモムロに実験!
実験用には入力は発振器をつないで出力を確認します。

テスト中の様子

波形の観察
使っているのがトランスだけあって、低い周波数ではパルスの立ち上がりが強調されてしまいます。今回は100kHzを下限に測定しました。

f=100kHz パルスの立ち上がりが目立ちます。


  
             f=1MHz                          f=2MHz


    
           f=3MHz                           f=4MHz

こんな感じで波形が得られました。ちなみに出力抵抗は300Ωの6パラです。もっと小さい抵抗を用いるか
出力の素子を高速なもの(74AC04など)に替えると、波形もより矩形波に近くなると思います。

この基板は余りがありますので、このプレゼント企画(その5)で放出するかもしれません。
その前に、定数を替えたら波形がどのように変わるか実験してみないと・・・・・

4つの出力抵抗をジャンパーに変更
簡単な所で、抵抗のところでジャンパーし易い4本分をショートさせました。さて、波形はどう変わるでしょう。
  
            f=1MHz                          f=2MHz

  
           f=3MHz                           f=4MHz

出力レベルが少し上がり、波形もやや矩形波に近くなったようですが劇的に変わるといことでもなさそうです。
出力段に74HCU04を使う限界かもしれません。やはり、もう少し高速なロジックICを使わないといけないでしょう。
ちょっと探してみよう〜っと!

74AHCU04に取り替え
74HCU04を74AHCU04に取り替えてみましょう。ICの取り外しは、まずは足全体に半田を十分に盛ります。
そして左右交互に素早く溶かしてやればはずれてくれます。2本半田ゴテがあると、さらに確実です。

ここで半田をけっちっちゃ失敗します(笑)。


はずれたあとは少し汚くなります。気になるようならアルコールとかで拭けばいいでしょう。


新しいICを取り付け。74AHCU04です。

取り替えた結果は下記の通り。少し立ち上がりが早くなったようでしょうか。でも、もっと高速タイプのICに変えないと劇的には変化しないかな?
  
            f=1MHz                          f=2MHz


(つづく)