ちょっとTea Time !?  1.3インチOLEDの憂鬱(不良品?) 2019.10.30

秋月でかったI2Cインターフェイスの0.96インチのグラフィックLCD(128×64)がつかいやすそうですが、
すこし表示が小さいので、もうすこし大きなものということで1.3インチのものをALiExpd購入しました。
注文してから2.5週間程度でとどきました。しかし、どこでこれだけデリバリーに時間がかかるのだろうと
思いますが、どうやらメーカからの出荷は早いようですが、中華国内から国外に出るまでがかなり時間がかかるようです。


左:1.3インチのOLED(AliEXPで購入)、右:0.96インチのOLED(秋月で購入)
0.96インチから1.3インチになると、面積で約1.8倍になるのでかなり大きいです。

動かない?

さっそく動かしてみることに。まずは秋月のOLEDを挿して動くことを確認したのちに
入れ替えです。おそらく、ドライバーの素子も同じなので、差し替えるだけで動くと期待です。

まずは秋月のOLEDで動作を確認しておきます。

つぎに、新しく買ったOLEDに差し替えです・・・・・
なにも表示されません。

新しいOLEDはうんともすんともいいません。

なにが悪いのか?

いきなり、なにも動かないのはショックです。で、ネットしてしらべてみると、1.3インチタイプのドライブ素子は
SS1106というものが使われていることがおおいようですが、これは秋月のOLEDに使われているtドライブ素子の
SSD1306とほぼ、コンパチなので多少表示が乱れることはあるようですが、まったく動かないことはないはずです。

で、一番気になるのが消費電流です。秋月のOLEDは動作時は14mA程度しかながれませんが、
今回購入したものは、動いていないのに140mA程度の電流が流れています。
正常品なら、通電しただけではほとんど消費電流はゼロで、そこからチャージポンプを動作させるコマンドを送ったのちに
消費電流が増えるはずです。不良品は電源につないだだけで140mAの電流が流れています。


動かないOLEDの消費電流は130〜140mAも流れています。
これはおかしい。


よくみてみよう!

まず消費電流がおおきすぎるので、どこかで不要なショートがないかを調べるために
ルーペでよく観察しますが、とくに問題はなさそうです。次に、テスターで各端子間の抵抗を測定しますが、
I2C通信のSDAとSCLがGNDに対して4.7kΩしかありません。
これはあきらかにおかしいです。通常はSDA、SCLは電源に10kオーム程度でプルアップされて使用するので、
GNDに対して4.7kΩという抵抗は低すぎます。どうやら、GNDと電源出力間でショートしている可能性が高そうです。

それで、レギュレータの出力とGND間の抵抗を測定すると、22Ωしかありません。
どうやら、ここに原因がありそうです。
 どこで、ショートしているかですが、まずはレギュレータを疑い、それをとりはずしてみましたが、
22Ωの短絡抵抗はかわりません、さらに電源のパスコンをはずしても同じです。
こりゃ、液晶部分の内部でショートしているな〜。


色々と調べてみましたがショートの箇所が特定できずです。結局ゴミになりました。

結論は

自力での修理は断念です。
AliExpに、「電流過多。動かない。返金あるいは代替品を送付を要求」と送ったら
「返金します」という連絡あり。

ん〜、時間だけ無駄になったな〜。
出荷検査ってしているの?
と思ってしまいました。

(おしまい)。