2025秋旅行 2025.11.11

今回の決まった目的地は下記の通り

 新穂高   : 前回訪問したときにロープウエーが運悪く補修中だったので、リベンジ
 黒部ダム  : 新穂高から近そうなので。
 新潟    : 今回の主目的(金山など)

直前の長期予報では,最終日以外は天気は良さそうです。


1日目

1日目の主要行程。まずは、新穂高を目指して走ります。今回の旅でもっとも長い距離を走ります。

まずは新穂高ロープウエーの麓にあるホテルめがけて走ります。
旅程の中でもっとも長く走ります。天候次第で、当日にロープウエーに乗るか、
翌日にするかと予定を組んでいましたが、天気よさそうなので当日登ります。
ということで、朝はすこし早めに出発です。


高山で高速を降りたので、ついでに昼食です。前回の訪問で訪れたラーメン屋が美味しかったので、
再訪しようかと思っていましたが、店がなくなっていました。ということで、その近くのラーメン屋さんで食しました。
結構、濃い目の魚貝醤油スープでしたが美味しかったです。



高山に寄ったついでに、すこしブラリです。
これは欄干にあった足長妖怪。向かい側には手長妖怪がいます。



もう12時近くなので、宮川朝市の店もすくない感じです。というか、平日なので出店も少な目かな?


高山を出て、新穂高に向かう途中ですこし寄り道です。本当は寄り道する予定はなかったのですが、
ちょと変ったPR看板に引き寄せられてしまいました。


「入りにくい売店」らしいです。ちょうどヘアピンカーブの内側にあったので、
入りにくいといえば入りにくかったかな〜。


新穂高に到着です。今日はロープウエーも動いています(一応、確認しておいた)。


山頂まで上がると流石に寒いです。この時期は雪山、紅葉、そして木々の緑とカラフルです。


雪が積もっていました。午後になって気温が上がってきたせいか、木々に積もった雪が溶けて、ぽたぽたと水が落ちてくるので、
それを避けながら散策です。



新穂高ではロープウエーを2回乗り継いで登りますが、中間地点では雪はありませんでした。紅葉が見頃でした。


こういったものに興味があったりします。


ロープウエーを降りてからホテルにチェックインです。夕食までには時間があるので、すこし周囲を散策です。
ホテルスタッフは熊がでるので通行ルートの注意をしてくれました。近くの観光案内所にも熊注意のポスターがあります。



散策終わって、ホテル玄関にもどったら、ホテルスタッフが上を見上げています。
ホテルの向かいの林の木の上に熊がいるようです。大きな音を出さないようにと注意を受けました。

野生の熊を見るのは初めてです。


まだ、小熊のようです。ただ、小熊がいるということは近くに親熊もいるのだろうなあ〜。
露天風呂にはいるのにも、周囲を警戒しながらの入浴です。


2日目

2日目の主要行程。黒部ダムを訪れたあとは、フェリー乗り場の直江津へ。


黒部ダムに向かう途中で道の駅があったので立ち寄りました。気になったのは、道を挟んであるダム湖です。


ダム湖に山の紅葉が写り込んでいて綺麗です。


途中、昼食を取ります。このあたりだとやっぱり蕎麦だなあ〜。


扇沢駅に到着です。黒部ダムはここから電気バスに乗り換えです。前回来たときは覚えていないけれど、
立派な駅だなあ〜。



坑道の中を16分間走ると黒部ダムに到着します。


黒部ダムの見どころの一つは放水ですが、観光放水は10月15日までです。
知っていての訪問ですが、今回は嬉しい誤算がありました。



2,3日前にまとまった雨が降ったせいなのか、観光放水ではなくて通常の放水をしていました。これはラッキーです。
やはり放水があると、一段と迫力があります.



点検デッキの扉に人が小さく見えます。30年ほど前に、その場所から放水を見せてもらったことがありますが、無茶苦茶怖かった覚えがあります。


前回訪れたときはトロリーバスでしたが、今ではバッテリEVに替わっています。


バスからパンタがあがって、充電を行うようです。10分で充電完了するとのこと。


以前につかっていたトロリーバスは「トロバス記念館」に置いてありました。

黒部ダムにすこし長居したので、これから新潟の直江津のホテルに向かいます。



3日目

3日目の主要行程。佐渡上陸!世界遺産の金山がメインの訪問地です。


朝7時10分発のフェリーで佐渡に向けて出発です。というか、これを逃すと次は14時になってしまいます。
直江津からのフェリー便はすこし少ないです。
小木湾までは2時間40分です。2等船室でゴロゴロしながら過ごします。


ようやく小木湾に到着です。初めての佐渡島です。


小木湾には、有名なたらい舟乗り場がありました。フェリーから降りて、さっそく乗られている人がいました。


たらい舟は波がない湾内を100mほどゆらゆらと周遊する感じです。



たらい舟はよくみると、木じゃないなあ〜。FRPかな?


小木湾から宿根木にむかう途中に面白そうなところがあったので、入ってみることにしました。



千石船の復元船が展示してありました。造船工程のビデオもあり、勉強になりました。


宿根木の独特な街並みを散策です。


宿根木の港(昔は千石船もあったらしい)にもたらい舟がありました。


こちらのたらい舟は木製でした。


屋根の上に重石があり独特な雰囲気です。

さて、次は金山めがけて走ります。途中、どこかで昼食をとりましょう。でも、なかなか道なりに食堂がみつかりません。


ようやく金山近くでラーメン店がありました。ここしかないのか多くの人がいて、ラーメンがでてくるまでに
結構な時間がかかりました。



腹ごしらえもしたことだし、金山に入坑です。なかは、とてもよく整備されていて、普通に歩けます。


江戸時代の採鉱の様子が動く人形とともに展示してあります。なんかテーマパークに来た感じです。


こんなものもありました。12kgの金塊です。もってみましたが、重かったあ〜。このサイズで今は2億5千万円です。


金鉱の露天掘り跡です。金を求めて山も真っ二つです。


道遊の割戸の真下です。地下にむけて採掘が進められたようです。


金山からすこし下ったところに北沢浮遊選鉱場跡があります。


草におおわれていて独特な雰囲気です。


これは鉱石と水を分離するための施設らしいです。

さて、本日の観光はおしまい。両津港近くの旅館にGoです。


4日目

4日目の主要行程。佐渡の北側を訪問し、そのあとトキの森公園へ。夕方の船便で新潟市に行きます。


朝食後に旅館前の海岸線を散策です。新潟からの佐渡汽船も見えます。


ひたすら、佐渡島の北端に向けて走ります。ここに二ツ亀ということろがありました。


手前は亀に見えるかな。右が頭で左が甲羅。向こう側は隠れてよく見えません。
どうやら、向こう側に渡れそうですが、これから潮が満ちたらやばいなあ〜。



二ツ亀からすこし走って、「願」という集落の突き当りに到着です。ここからすこし歩いて賽の河原というところを見にいきました。


「賽の河原」です。なんで、こんな場所に霊場をつくったんでしょうね。


こちらは大野亀です。こちらも亀の形状をしているのだろうか?尾根伝いに道があるので、登れそうです(登りませんが)。


登っておられる人もいました。


佐渡島の西側から東側へは縦貫道路があるので、そちらを通ります。狭い山道なので、ナビでは案内がでません。
そのためか、すれ違った車も2〜3台でした。途中、山の頂上あたりに展望箇所がありました。



ここからは佐渡島の縊れたところが一望できます。写真の右側にもすこし海が見えます。


両津港に入港する佐渡汽船も見えました。


ガイドブックにでていたお寿司屋さんで昼食です。おもしろいことに、この店ではラーメンも出しています。
どうやら、もともとラーメン屋だったのが寿司屋に転向したとこのことでした。
しかし、ガイドブックをみると佐渡にはお寿司屋さんがいっぱいありそうにみえるのですが、
かなり少ないです。ガイドブックって数ある店から選りすぐりで掲載するとおもうのですが、
佐渡では全力で探して掲載しているのでは?とおもうほど飲食店がすくない感じです。



昼食後にトキの森公園を訪問です。


ポストもトキでした。


あれ?トキがいるの?と思いきや、デコイ(模型)でした。


ここではガラス越しですが、トキをまじかでみることができます。はじめて実物をみました。


佐渡では放鳥されたトキも見ることができました。農道を走っているときに、トキに遭遇です。近くに寄りたいけど、
道がありません。


飛んでいるトキもいました。


羽根が綺麗なピンク色です。ちょっと感激です。


16時05分発の佐渡汽船フェリーで新潟市に向かいます。エサをもとめて海鳥がついてきます。船内には、それ用なのかエビセン
が売っていました。


5日目

5日目の主要行程。市内見学後に弥彦山、弥彦神社へ。


まずは、新潟観光の定番のバカウケ展望台に登ります。駐車場は有料ですが、展望台は無料です。手前の橋が有名な萬代橋です。


こちらも定番の弥彦山です。結構歩きます。


弥彦山が634mに対して、向こうの山は633mです。ちょっとだけ低い。一度向こうにも登ってみようかなあ〜。
ここからは、海も陸側も両方眺めることができます。



市場で買ったお寿司を弥彦山でいただきました。ウニ&イクラ丼は値段の割りに量があったなあ〜。
でも、山の上なのでちょっと寒かったです。


弥彦山を降りて、次は弥彦神社へ。なんと人が多いこと。これって、初詣のときなんか、大変なことになるのだろうなあ〜。


この時期は菊祭りもあったようです。


菊を見にこられた方も多そうです。


見栄えのする菊には一等がついていました。


これってどうやって作るのだろう?


弥彦神社の訪問後はすこし時間があったので、道の駅へ。ここも、人がいっぱいでした。


燕市の特産品のアウトレットがありました。2つで100円です。



6日目

6日目の主要行程。弥彦公園を訪れたあと、金属加工で有名な燕市へ。夕方の便で敦賀へ。

旅館に弥彦公園の観光パンフがあり、もみじは綺麗ということで、公園も訪れることに。


JR弥彦駅です。この前に駐車場があるので、そこに車を止めて弥彦公園を散策です。


「もみじ谷」と言われるように、もみじの紅葉が綺麗でした。


弥彦公園からすこし走って、国上神社も訪れました。弥彦公園が近いので、人が多いかなあ〜と思っていましたが、閑散です。


風車がお守りになっているのかな?


国上神社の近くには吊り橋もあります。ぐるりと回って20〜30分程度のお散歩コースです。


燕市も近いので、燕産業史料館も訪問です。展示だけでなく、金属加工の体験コーナもあります。


入口には世界一のフォークとスプーンがありました。重量20kg程度なので、中空のようです。


燕で作られてたノーベル賞の晩餐カトラリなどもあります。


昼食は、燕のご当地の背脂ラーメンです。チャーシュがハムのように薄かった〜。


ついでに、燕のアウトレットにも立ち寄りました。カトラリのアウトレット品がたくさんありました。


これからは帰路です。港に着いたら、乗船予定のフェリーが湾内で回頭していました。苫小牧発で秋田経由のフェリーです。
16時30分発ですが、乗船開始は16時20分と直前です。


新潟ともお別れです。


7日目

早朝に敦賀に到着したあとは、家まで直行です。



朝5時30分に敦賀に到着です。フェリーの中は比較的空いていました。
到着後は、琵琶湖の西側を通って帰宅です。

今回の旅行のトピックスは 野良熊を見た! 黒部ダムの放水も見れた! 園外でもトキも見れた! かなあ〜。
天候も恵まれて、最終日にすこし小雨があった程度でした。
やはり車でのフェリーの旅は楽です。なんせ、お土産を無尽蔵に調達できますから(笑。

次は、北海道の紋別でガリンコ号に乗って流氷でも見にいこうかなあ〜。

(おしまい)