ちょっとTea Time!? サブウーハを改造する! 2025.5.1

4年ほどまえに、物欲に負けて低音の増強を計ることを目的にサブウーハをヤフオフで購入です。
内部の様子などは、過去記事を参照ください。
ちょっと Tea Time !? サブウーハを試してみる! 2021.9.9

購入した当初は、目新しさもあって使っていましたが、すぐにやめてしました。
その理由は、なんとも、このままでは使いにくかったからです。
というのも、カットオフやレベルの調整が背面についているので手をいれにくいです。

しかし、最近ではようやく4WAYのマルチシステム化ができるようになってきたので、
メインでつかっている3WAYのSPに、このサブウーハを加えて本格的に4WAYにしようと思います。


4年ほど前に購入したサブウーハです。アンプ内蔵です。
 
最大の特長はウーハが2つあって、上下でエッジの形状が違うところです。

改造は

 改造の内容は、内蔵のアンプを切り離して2つのスピーカから独立して端子を設けることになります。
ということで、何かを付け足すというより、要らないものを取り去る改造です。


裏面にはアンプが取りついています。


アンプを取り外すと、スピーカケーブルが1つしかでていません。
どうやら、内部で2つのSPにパラに配分されているようです。



上側のSPをはずすと、その端子から下側のSPに配線が分岐していました。
ケーブルの震動を防ぐために、スポンジがとりついています。



上側のSPの端子部です。分岐できるように複数の端子がついています。


下側SPからの配線を取り出して、穴をあけて通します。あとで、気密のためにホットボンドで封印です。


SP端子は再利用

SP端子はすこし見栄えのする端子でもとりつけようかと思いましたが、そのための穴をあけるのも面倒だし、
とりはずした基板にSP端子があるので、それを流用することにしました。

フィルター基板についているスピーカ端子を流用することにしましょう。


端子を取り外して、コネクタをとりつけておきました。

改造完了!

あとは、もとに戻して完了です。一応、配線チェックとして導通も確認しておきました。


SP端子を流用しました。穴だらけのプレートが気になりますが、見えないのでヨシとします。


スピーカ端子の抵抗測定です。スピーカは6Ω程度かな。

試聴!


4WAYのマルチシステムです。アンプはPA-UNIT2をつかっています。

久しぶりに、このサブウーハを鳴らしてみました。カットオフは70Hzにしています。
音量レベルは、動いているかどうかがかろうじて分かる程度に軽くいれています。
それでもメインスピーカより10dBは高い値です.そのため、実際に入っている電力は、
かなりのもので、例えば50Hzの単音を入れてやると、メインスピーカよりはるかに大きな音がでてきます。

そういった状態で、かろうじて鳴っているかどうかが分かる程度ということは、音楽ソース自体に
あまり重低音が含まれていないのかな? まあ、これについては音楽のジャンルにも依存するでしょうね.

サブウーハを入れることで、やはり音楽の雰囲気がすこし変わってきます.
具体的には、余裕がでてくるというか、しっとり感があります。

つい、聞き入ってしまってウトウトです。まあ、休日ですから惰眠を貪りましょう。

(おしまい)